企業向けのサービスでは「食」を活用した「チームビルディング(チーム力強化)」も大きなテーマのひとつです。Green Diningでは、「チームサラダ」というプログラムを独自に作って、シェフと一緒に提供しています。企業からのご要望としては「社内に新しいメンバーが入ってきたので、お互いを知ることでコミュニケーションを円滑にするきっかけにしたい」というものあれば、多くの企業が入居しているビルのオーナー様から「ビル内に入っているテナントさん同士が仲良くなる機会を作りたい」というものもあります。
この「チームサラダ」は、シェフが用意した色とりどりの朝採れ野菜や食材を使って、制限時間内に、チームでオリジナル・サラダプレートを完成させるゲーム。メンバー全員でリーダー、デザイン、食材調達、タイムキーパーなどの役割を分担して進めます。
当日までにシェフとGreen Diningスタッフは
・どういう時間配分で会が進んでいくか段取り
・イベントの目的や参加者層や人数の確認
・その上で、どういうメニュー構成でいくか、何をメインにするか
・会場のレイアウト図を見ながらどこに何をどう盛り付けるか
・備品は何を持っていくか
など詳細打ち合わせを行います。
最初はお互い遠慮がちで敬語で話していたメンバーも、いつの間にか打ち解けて笑顔に、そしてだんだん声も大きくなり本気モードになってくるところがこのゲームのマジック。各チームに同じサラダの素材を配布しても、チームによって驚くほど違うデザインのサラダディッシュが出来るところが不思議です。
終了時には「チームメンバーのどんな新たな一面を発見したか」「サラダディッシュの独創性はどうだったか」「チームワークはどうだったか」を振り返るほか、他のチームがどんなサラダディッシュを作ったかを競い合い、讃え合います。そして最後には自分たちが作ったサラダを、シェフ手作りの他の料理と一緒に食べる時間が用意されています。
参加者が楽しんで盛り上がっている姿を見られて、シェフにとっても「またぜひやりたい!」と言ってもらえる仕事の1つになっています。
関連記事
Comments