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執筆者の写真GDChef編集部

プラントベースフード市場の動向

「プラントベースフード」市場の動きが最近は日本でも活発化して、日々のニュースでも良く耳にする、目にするようになりました。シェフの皆様にとっても身近なこのテーマの情報を今日はご紹介します。


「プラントベースフード」とは、”主に植物を原材料とした食品に焦点を当てたもの。これには、果物や野菜だけでなく、ナッツ、種子、油、全粒穀物、豆類、豆も含まれます。肉製品や乳製品をまったく食べないベジタリアンやヴィーガンとは違います。より多くの植物由来の食べ物を選択” と定義されています(ハーバード大学医学大学院が運営する情報サイト『Harvard Health Blog』より)


3/5のニュースでも、パソナグループ、カゴメ、不二製油グループ本社が、植物性食品の普及・啓発を目的とした任意団体「Plant Based Lifestyle」を設立したことを発表。(1)食と健康に関する意識調査の実施、(2)植物性食品を使った新商品の共同研究・開発、(3)農業、美容、医療、観光、教育、環境など様々な分野と組み合わせた取り組み、(4)植物性食品に関する各種セミナー開催を活動理由に挙げています。


2019年度の日本でのプラントベースフード売上高は178億円で、2010年度の48億円から3.7倍に拡大。この2年の市場伸長率は130%強で、イギリス、ドイツに次ぐ3番目の伸長率(健康産業新聞より)となっています。食に携わるものとして、今後もウォッチしていきたい市場動向の1つです。


https://www.kenko-media.com/health_idst/archives/14963

https://news.nissyoku.co.jp/news/shinoda20201222102323333


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