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Green Dining「シェフサービス」とは

更新日:2021年2月24日

「出張シェフサービス」というと、家庭向けのものを思い浮かべる人が多いかと思いますが、Green Diningで提供している企業向けの「シェフサービス」は、お客様のオフィスやイベント会場などで料理を提供して、「食のチカラ」を使って人が繋がる場作りをお手伝いするサービスです。


利用者はどんな人たち?


主に企業のお客様で、同じチームの社員、組織を超えた社員、お客様、これからお客様になって欲しい人たち、これから入社して欲しい人たち、ある共通の分野で情報共有したり討議したりする人たち、などなど、さまざまな場面でコミュニケーションを促進する目的で「一緒に食べる場」が活用されています。

主催者の目的が達成される場になるよう、毎回シェフとGreen Diningスタッフがそれぞれの得意分野で役割分担しながら、一緒に知恵を絞ります。


「シェフ」はどんな人たち?


飲食店のオーナーシェフや、飲食店勤務を辞めて個人事業として出張料理人をしているシェフ、セントラルキッチンを持っているデリバリー事業者、ケータリング業者、食品製造業者などなど、さまざまな形態で活躍している料理のプロたちを広く「シェフ」と定義しています。オフィスやイベント会場などの現場は、通常は調理場がなく、ビル内では消防法により火が使えないことが多いので、料理はほぼできあがった状態で搬入し、現場では飾り付けや、電気の調理器で最後の仕上げを行ったりします。例えば、木箱やアクリル板などを使い、植物を用いて綺麗に飾り付けをしたり、現場で肉の塊からすき焼きにしたり、目の前で餃子を包んで焼き立てを提供したり、提供方法や道具にも個性が発揮され、利用者にとってはそれも楽しみのひとつになります。


気をつけなければいけないことは?


調理は営業許可の取れた調理場で行う必要がありますので、特に個人で活動しているシェフは調理場の確保が必要になります。

飲食店でできたての料理を提供するのと大きく違うのは、時間がたっても安全に美味しく食べられるよう工夫することです。それ以外にも例えば、お客様との会話を大事にする会では、なるべく口が塞がらないよう一口サイズのフィンガーフードを中心にしたり、寒い日のおもてなし重視なら温かいものを取り入れたり、作業しながら食べるスタッフ用には汁が垂れずに片手で食べやすいものなど、利用される場面に合わせた提供の仕方にも配慮する必要があります。

現場での準備は意外に時間がかかりますので、十分に早く現場入りして、約束の時間までに仕上げる必要があります。お客様には、お客様のお客様がいることを認識し、時間厳守することはプロとしてとても重要です。Green Diningでは、2回遅刻したシェフには、発注を停止することにしています。


シェフにとってのメリットは?


シェフとGreen Diningとの連携により、以下のようなメリットが期待できます。


(1) 法人営業はGreen Diningにお任せ

どんな企業にどんなニーズがあるかを探るには、費用も手間も時間もかかります。Green Diningでは、企業活動に合わせた利用シナリオでの営業活動、広告、SNS活用、提携福利厚生サイトへの掲載などを行っています。多数の企業が集まる交流会などでは、プレゼンを行う場合もあります。

企業での利用は、担当者に気に入ってもらうだけではなく、内容・費用等の承認者にも納得してもらう必要があり、そのための活動もGreen Diningが行います。


(2) 一度に大人数に提供できる

まとまった人数分を一度に提供することで、食材の調達や調理作業を効率化することができます。シェフサービスのある日には、飲食店を臨時休業して取組むシェフもいます。


(3) 注文を受けてから準備できる

大型案件であればあるほど、十分な時間をもって事前にお客様からの相談があるので、注文人数に合わせて無駄のない食材や人員の調達をすることができます。フードロスの防止に貢献できて環境にも優しくなれます。


(4) 面倒な手続きはGreen Diningにお任せ

お客様からの問合せ対応、案件により打合せや会場の下見、現地の入館申請等の事務手続きなど、自分で全部やるとかなりの手間がかかります。Green Diningスタッフとの役割分担により、シェフには、シェフでなければできないことに注力してもらいたいと考えています。


(5) 大規模案件にも安心して参加できる

一人では難しい規模の案件では、何人かでチームを組んで実施します。自分の得意なものを無理のない数量で提供することで、プロジェクトの一員として安心して参加することができます。当日は、規模の大小問わず、Green Diningスタッフも現場に出てお客様との調整を行います。また、料理サービスだけではなく、植物やバルーンなどの装飾や、ゲームやエンタメ、チームビルディング・プログラムなどの企画・手配等も行っています。


(6) 支払が早い

多くの企業では、経理事務のサイクルにより、月末締め、翌月末に入金となることが多いですが、月末締めでシェフからGreen Diningに請求書が届くと、お客様からの支払を待たずにGreen Diningから振込み処理を行います。


(7) 唯一無二の現場が体験できる

企業のイベントには様々なテーマがあるものもありますが、これを考えるのがとても楽しいと言うシェフも多くいます。いくつかの事例を紹介します。


日本橋地域の開発者である不動産会社様のイベントにて、美味しさとヘルシーさをテーマに、日本橋の老舗店舗の品や、日本橋の食材を使ってシェフが工夫を凝らした料理で、日本橋尽くしの料理空間を作り、会を盛り上げました。出席者には日本橋をあまり知らない人もいましたが、これを機会に帰りに家族へのお土産として買って帰りたくなるような、ユニークで楽しい場を作ることができました。


新製品のパッケージの色であるブルーの世界観を料理や会場いっぱいに表現して、思わず写真を撮りたくなるような空間を作り上げました。カラフルな新鮮野菜をふんだんに使い、見た目だけでなく本当に美味しい料理で、出席者である商品アンバサダーたちを魅了することができました。料理がインフルエンサーたちのインフルエンサーになった事例です。



外の公園で場所取りをしてお花見をするとなると、仕事が忙しかったり、行くのが億劫になってしまう人もいて、なかなか全員参加とはなりません。ある年に室内でのお花見を実施されたお客様の事例では、本物の桜の枝を飾り、音楽や映像を流し、屋外さながらにブルーシートを敷き、ちゃぶ台と座布団を置いて、楽しいお花見会場が、執務と同じフロアーでお昼休みの1時間で実現しました。


1,000人規模の集まりで、殆どの人が今日初めてここで出会う人だと、いきなり話しかけるキッカケを掴むのが苦手な人もいます。このイベントでは、シェフのアイデアで、農家から直接入手したヤングコーンを甘みたっぷりで味わえるよう、さや付で茹でて提供しました。限られた期間にしか出せない珍しい食材に自然に人溜まりができ、剥きながら食べる間が、知らない人と打ち解ける丁度よいひと時になりました。


その他の事例もこちらから参照できます。

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